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山陽新幹線の岡山開業30周年を記念して退役間近の165系電車を使用して運転された急行『鷲羽』の前面展望映像作品。往年の四国連絡列車を再現する新大阪―宇野間の走行をDVD-R6巻で完全収録する長時間作品です。 パート6は姫路から新大阪へ、そして回送電車で京都総合運転所までの収録です。乗務交代の姫路を発車するともう辺りは夕暮れの雰囲気に包まれる中、165系急行『鷲羽』はいよいよ残り少なくなった行程を、モーター音を響かせてフルノッチで走ります。新快速電車が頻繁に走る夕刻の姫路―新大阪間を、運転停車で退避することもなく走り抜けるシーンは、かつて国鉄急行形のエースとして俊足を誇った165系電車のラストランにふさわしいもので、とっぷりと日の暮れた終着駅新大阪に到着し、駆けつけたファンの皆様に拍手で見送られるシーンは、30数年間の活躍をねぎらう暖かい雰囲気に包まれていました。列車はそのまま京都総合運転所まで回送電車で運転され、本作品の終了となります。