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乗車区間：釧路→新得
乗車車両：キハ183-502
撮影：93年6月

キハ183系の前面展望。1月の釧路地震は釧路以西での被害が大きかったようで、路盤補強工事の徐行区間が至るところで見られます。音別付近の海岸線に沿って走る区間は、昭和27年の十勝沖地震で大被害を受けた所。地震で列車が立ち往生したところへ津波が襲ってきたら・・・南西沖地震直前の撮影ですが、他人事ではないというのが実感です。内陸部に入っても列車のスピードは思ったほど上がらず、釧路ー札幌間所要4時間40分ではやはり航空機に軍配を上げざるを得ないのでは。都市間輸送に活路を見いだそうとしているJR北海道の前途は多難のようです。