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乗車区間：札幌→新十津川
乗車車両：キハ142-1・キハ53-504
撮影：93年9月撮影

学園都市線の愛称で呼ばれる札沼線は、余剰となった50系客車を気動車化改造して生まれたキハ141の活躍する札幌圏の重要な通勤通学路線。朝夕のラッシュ時には長編成の列車がかなりの頻度で運転され、複線化工事も開始されるほどの発展路線です。が・・・それも途中の石狩当別まで。ここから先、終着駅新十津川までは「いったいどこが学園都市なの？」といった風景が延々と続きます。車両もいきなりキハ53の単行で、通票閉塞式。数キロの距離で、函館本線が並行して走っているとは思えないローカル線。このギャップを目の当たりにできるのがこの作品の面白さでしょう。