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乗車区間：静岡→浜松
乗車車両：クハ111-2202
撮影：95年8月

113系普通列車、夏の朝の爽やかな映像です。朝日を背に静岡を出た列車は、しばらくの間新幹線と寄り添って進みますが、静岡から浜松までの区間は、東海道線の中でも一番のんびりとした雰囲気のあるところ。島田を出て大井川鉄橋を渡ると、金谷付近で牧ノ原台地を横断する形になりますので、茶畑の中、一瞬“田舎の汽車”の気分を味わうことのできるおもしろい区間です。掛川で再び新幹線と合流し、しばらく並走しますが、早朝のためほとんど新幹線電車を見ることがないのが少々残念ですが、その代わり、『あさかぜ』『富士』とすれ違うシーンを収録していますので、天下の東海道の雰囲気を充分にお楽しみいただける作品に仕上がっております。