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乗車区間　熊本⇔三角
列車番号　キハ31-18
撮影年月　98年6月

鹿児島本線の宇土から分岐する「三角線」の前面展望。熊本駅を発車した列車は、複雑な構内の渡り線を抜けて鹿児島本線の下り本線に合流し、速度を上げます。宇土を出て、上り本線を渡って三角線に足を踏み入れ、架線が頭上から消えたとたんに線路が雑草に覆われ、ローカル色に包まれるのが興味深いところです。住吉から先、列車はしばらくの間海岸線を走りますが、のんびりとした有明海の春の海原にやさしさを感じる三角線のハイライト区間。併走する県道を走る車とデッドヒートを繰り広げるスピード感と共に臨場感をお楽しみいただけることと思います。サミットをトンネルで越えると、田園風景の中をしばらく走って終着駅三角に到着いたします。