【収録区間・時刻・乗車車両】
CK510次 嘉義 10:39 ――― 竹南 13:28(海線経由)
乗車機関車 E232
撮影年月日 2016年1月19日
収録合計 約2時間50分(DVD-R 2枚組として収録しています。)
昨今日本の鉄道ファンの間で注目を集める台湾国鉄ですが、すでに10年以上台湾国鉄を取材し作品を日本の皆様へお届けしているパシナ倶楽部が今回お届けするのは、機関車がけん引する「莒光号」作品です。
台湾国鉄では「自強号」(特急列車)、「莒光号」(急行列車)が全土で活躍していますが、新型の自強号に投入されている「普悠馬(プユマ)号」が電化の進展とともに勢力を拡大し、機関車がけん引する昔ながらの客車列車である「莒光号」は本数が減りつつあります。
今回、パシナ倶楽部では日本では姿を消してしまった機関車牽引の客車列車である「莒光号」を乗り継いで台湾全土をぐるりと一周する企画を立て撮影に臨みました。
本作品はその3作目。台湾南部屏東県の潮州から電化区間を走る「莒光510号」電気機関車の前面展望作品です。
南回帰線の町、嘉義を出た列車は一路台北を目指して北上します。平坦な地形が延々と続く台湾の田園地帯を抜け、扇形機関庫がある彰化を過ぎると、列車は山線に別れを告げて海線区間を走ります。海線は山線に比べるとローカルムードの濃い路線で、再び山線と合流する竹南までは一部単線区間もあり、幹線の急行列車が少しだけのんびりとした走りになります。日本ではほとんど紹介されていない西部幹線の海線区間を収録する貴重な作品です。
釣り掛けモーター音を響かせて台湾南部の大都市、高雄から大動脈の西部幹線を、一路台北地区を目指す電気機関車の旅をごゆっくりとお楽しみください。
この作品はDVD-Rを使用しています。
お手持ちの再生機がDVD-Rに対応していることをご確認の上ご購入ください。