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九州新幹線の開業を記念して日本旅行が企画したツアーの団体臨時列車として日豊本線の宮崎-小倉間で運転された特別列車の前面展望作品です。国鉄時代の急行塗装に戻された編成を使用して、できるだけ当時のダイヤ、停車駅を再現するように努めた企画で、往年の長距離急行列車の旅をお楽しみいただける作品です。
パート3は大分-小倉間を収録。日豊本線の大分以北は特急街道として「ソニック」が高密度で運転されているため、運転停車が数箇所ありますが、「急行」と名のつくだけあって、ダイヤの間を塗って走る臨時列車にしては十分すぎるほどの俊足を披露しています。「錦江2号」として朝8時25分に西鹿児島を出て、宮崎から「日南6号」として日豊本線を走り続けて475系電車は約11時間半かかって、西日に迎えられて17時54分に小倉に到着し、1日の旅が終わりました。